
こんにちは。
猫ってさっきまで普通にしていたのに、いきなり興奮して激しく走り回る事ないですか?
(トイレもしていないのに本当にいきなりです。)
一旦、興奮して暴れだすと数分は手がつけられないですよね。
部屋中を走り回るので、カーペットやラグはゆがんで斜めになるし、カーテンレールにも登るし、仔猫の時はカーテンにも登ってました。
夜中に起こると”夜の運動会”とも言われていますよね。
うちでは”神が降りた”と言ってます。
今回はこの猫に”神が降りた”現象についてまとめてみました。
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この記事に書かれていること
猫がいきなり興奮して走り回るのはなぜ?
いままでおとなしかった猫が、急に暴れだす事を”真空行動”と言い、特に若い猫に多いのが特徴です。
猫はもともと夜行性。
夜に狩りをしていたので、昼間はゆっくり寝て体力を温存させています。
しかし、ペットとして家で飼われている猫は、夜になっても狩りをする必要が無く、昼間のうちに蓄えたエネルギーを発散させる機会がありません。
そのためにストレスも溜まってしまいます。
猫が突然暴れだすのはこのエネルギーやストレスを発散させるためだと言われています。
猫も人と同じで何処かでエネルギーを発散したりストレス解消が必要なんですね。
特に夜に暴れる事が多いので”夜中の運動会”とも言われてます。
猫のストレスや運動量を増やせば真空行動の回数や時間も少なくなるようです。
実際に夜に猫と遊ぶと夜中の運動会が減ったり、軽くなったり、無くなったりしますよ。
では、猫様の運動量を増やしたり、ストレスを減らす為に出来ること学びましょう!
ストレスを発散するために出来ること4つ

猫様のエネルギー発散やストレス解消になる事まとめてみました。
いきなり全ては無理かもしれないので、愛猫さんの好みや、年齢に併せて実行したいですよね。
1,キャットタワーを置く
猫は高い場所や上下運動が大好き!運動量も増えるので肥満の防止にもなります。
キャットタワーはぜひ置いておきたいアイテムです。
しかし、キャットタワーと言ってもいろんな種類がありますよね。
大きいと場所を取るし、値段も当然お高くなってしまいます。
キャットタワーを購入するポイントをまとめました。
キャットタワーを購入する時のポイント

1,仔猫やシニア猫に購入する場合は高さがあまりないミニータワーを。
仔猫はまだジャンプ力もあまりありません。いきなり大人用の大きなタワーを与えても遊び辛く、落下の危険もあります。
シニア猫の場合は足腰が弱っているのでこちらも、高さのあるタワーでは危険ですよね。
2,滑らないもの、冷たくならないもの。
木材をそのまま使っているキャットタワーは猫が滑ってしますことがあります。
すべり止めにカーペットなどを敷いてあるものがオススメです。
カーペットが敷いてあると冬の寒い部屋でもキャットタワーの板の部分が冷たくなりすぎず、猫の肉球にも優しいですよね。
3,丈夫なもの
猫が飛び乗ったりするのにも耐えるようにしっかりとした丈夫な作りの物を購入したいですよね。
自分で組み立てたり、設置しなければならないものがほとんどなので簡単に組み立てたり、設置出来るものを選ぶのも大事です。
※仔猫の時はダンボールを積み重ねたタワーで十分!
子猫用と成猫用のキャットタワーを購入するのはもったいないですよね。
仔猫はすぐに大きくなってしまいますし、一度でも使ってしまった猫グッズはリサイクルショップでは引取をしてくれないところがほとんどです。
仔猫の時はドラッグストアやスーパーでもらってきたダンボールや宅配便のダンボールを積み重ねてガムテープでとめたもので十分喜びます。
うちでは空気清浄機を購入した時の縦長のダンボールがかなり長く活躍していましたよ。
どこに置く?

猫にとって嬉しいキャットタワーは置き場所でもっと猫のお気に入りになります。
キャットタワーを設置する場所は愛猫さんの好みで変わってきますよ。
日向ぼっこや外を眺めるのが好きな猫の場合は窓際に!
人の集まる賑やかな場所が好きな猫にはリビングに!
静かな場所が好きな猫には人通りがあまりない部屋に!
猫さんそれぞれの好みで置く場所を考えたいですよね。
注意)猫がキャットタワーから飛び降りても危険が無いように、タワーの周りにはガラス製品や冬場であればストーブなどは置かないようにしてくださいね。
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2,爪とぎ場所を数か所作る
猫のストレス解消には爪とぎも欠かせません。
壁や家具に傷を付けられないように爪とぎも充実させたいですよね。
立てて置くタイプから、椅子の足に巻くタイプ、サークル状のものまでいろんな種類の爪とぎがあります。
数種類を用意しておきたいですね。
ちなみにうちでは、サークルタイプや縦長のものなど5つの爪とぎを置いています。
それでもソファーや椅子のクッション部分でガリガリされますけど…。
3,一緒に遊ぶ
猫と遊ぶ事はストレス解消にも、お互いの信頼関係を築くにも大切です。
猫じゃらしやボール、トンネル型のもの、自動で動くもの最近はいろんな種類のおもちゃが出ているのでたまには購入して遊んであげたいですよね。
こちらの記事も参考にしてください。
https://s-namini.com/post-422/
https://s-namini.com/post-619/
4,お気に入りの場所を作る
お気に入りの場所でゆったりリラックスするのも猫にとっては、大事なストレス解消方法です。
大好きな場所で休んでいる時は、こちらが暇でもちょっかいは出さずにゆっくりさせてあげたいですね。
猫さんのお気に入りの場所が出来たら、その環境を整えてあげる事も大事です。
定期的に掃除をしたり季節ごとに環境を見直したいですよね。
うちのニャンズは窓の近くにある低めの(1メートル)箪笥の上から外を眺めるのが大好きです。
春~秋はその上で寝たり昼寝をしています。
なので春と秋は毛布を敷いてありますし、夏はクール素材のマットを敷いています。
落ち着かせる方法は?
真空行動によって興奮状態の猫さんをすぐに落ち着かせる方法はまだ無いようです。
しかし、真空行動は長く続くのでは無く最長でも10分ほど、ここは我慢して猫のストレス解消に付き合ってあげましょう。
ちなみに、ハイになっている時にちょっかいをだすと噛まれたり、ひっかかれたりしますよね。
これは飼い主さんが嫌いで噛んだりしている訳では無く興奮状態の為です。
しかし、猫が興奮状態の時は手を出さずに見守るだけの方が安全ですね。
まとめ

猫が突然暴れだすのは真空行動という野生の名残のため。
真空行動は猫が狩りの為に蓄えたエネルギー発散や、狩の出来ないストレスから来るものなので、ストレスを少なくしてあげる事が必要です。
ストレスを少なくする主な方法は4つ
キャットタワーで運動量を増やす。
爪とぎでストレス発散してもらう。
飼い主さんと遊ぶことでストレスを貯めないようにする。
お気に入りの場所でゆっくりくつろげるようにする。
しかし、起こってしまった真空行動を止める事は、余計にストレスを貯めてしまうことになります。
猫が興奮してあばれるのは一時的な事です、”うちの猫元気で動いてるな~”くらいの余裕を持って理解したいですよね。
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