猫が一日中寝てるけど病気なの?なんで?うちだけ??悩む前に!




猫寝る

 

こんにちは。

どちらかといえば朝型人間 naminiです。

 

突然ですが、猫ってほぼ一日中寝てる日ってないですか?

 

我が家の猫はしょっちゅうです。

こんな時って、あまりにも寝過ぎで病気かも??って心配してしまいますよね。

 

猫の平均睡眠時間は子猫で20時間、成猫で16時間くらいとなっています。

(シニア猫さんは20時間以上寝るようになることも。)

 

これって、びっくりしませんか?

 

だって、我が家のニャンズ、絶対に16時間以上は寝てるな〜。には一日中寝てるんじゃない?っと思う日もあるからです。起きていても横になっていたり・・・。

 

猫友とお話をしていても、「うちの猫めちゃくや寝てばかりで、あんまり動かないんだけどお宅の猫は?」なんて会話になったりもして。

 

今回は、うちの猫一日中寝てばっかりだけど大丈夫なの?どんだけ寝るの?

 

そんな疑問を解決すべく、猫の一日にできるだけ密着してみました。

 

今回参考にしたもの:うちの猫の健康をまもる本

 

 

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猫って本当に一日中寝てる?猫の一日を観察してみた

 

我が家のニャンズは3歳と2歳。(2017年7月時点)

観察した一日の行動を図にしてみました。

 

猫スケジュール

 

こうやって見ると猫って本当に寝ているか、ダラダラしていますね。

羨ましい!!

 

季節で多少の誤差はありますが、彼女達の行動はだいたいこのような感じです。

 

ダラダラタイムも座っていたり、横になっているうちに寝てしまっている事もあります。

また、夏や冬は夜中の運動会も少なくなります。

 

特に真夏や、冬のような猫とって過ごしにくい季節は本当に一日中じーっとして動かなくなります。

 

みなさんの愛猫さんはどのような感じですか?

 

なんで猫はこんなに寝るのか?

なんで猫はこんなにも寝るのか?これでいいのか?? 思っちゃいますよね。

猫がこんなにも寝る理由は、祖先の生活と関係があります。

 

猫はもともと野生で狩りをして生活をしていました。

狩りはいつも成功するとは限らず、走って追いかけたり体力も使いますよね。

そのため、狩り以外のほとんどの時間は体力を使わないよう動かずにじーっとしていたんです。

 

やがてペットになって狩りをする必要がなくなった今でも、その習慣が残っていると言われています。

なんだか都合の良い習慣だけ残したような気も、、、。

 

猫が一日中寝ている時期と理由はコレ

 

我が家のニャンズは夏と冬、そして雨の日が特によく寝ます

なぜこうなるのか?

主な理由は3つ。

 

①雨の日→雨の日は獲物になる動物が動かなくなるので、狩りをしない野生時代の名残り。

 

②暑い日→じーっとしているだけでも暑さで体力を消耗するので、これ以上動きたくない。

 

③寒い日→寒いのが苦手なので動かず、ぬくぬくしていたい。もともと冬は獲物が少ないので狩りをしない名残り。

 

人間の世界なら「今日は雨で仕事がはかどらない気がするので休みます。」なんて理由で仕事に行かないのは完全にアウト!

 

しかし、猫社会ではこのルールは許されているんです。

どうやら、飼い主さんが猫様のルールを理解しないといけないようです。

 

 

猫のこんな寝方は具合が悪いのかも?

 

さて、ダラダラゴロゴロしている猫さんでも本当に具合の悪い時もあるはず!

猫様の体調不良を見逃さないためにも、具合が悪い時の猫様の様子を知っておきたいですよね。

 

こんな寝方や仕草をしていたら具合が悪いサインです。

 

部屋の隅でじーっと長い間うずくまっている。

●目つきがいつもより険しくなっている。

●呼吸がいつもより早い。

●低い声で鳴く。

 

我が家のニャンズの場合、本当に調子が悪い時は部屋の隅で怖い顔をしてうずくまっていることが多いです。

 

猫様の体調が悪いサイン、もしもの時の為に覚えておきたいですね。

 

気持ち良さそうに丸まったり、伸びたり、おなかを見せたりしていつもの場所でずっと寝ているのは体調不良のサインでありません。

 

リラックスして眠っている証拠です。

こんな時は無理に起こしたりしないで、寝たいだけ寝かせてあげたいですね。

 

猫の痛みのサインについてはこちらの記事でも紹介しています。

良かったら参考にしてくださいね。

猫は痛みに強い。は間違い!知っておきたい猫の痛みのサイン10

 

 

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病気を疑う前に猫様のチェックをしよう!

チェック

 

猫様が一日中寝てばかりいるとそれだけで病気を疑いドキドキしてしまいますよね。

 

しかも、猫は言葉で具合が悪いのを伝える事ができません。

 

気になった時に、飼い主さんが自分で簡単に健康をチェックできれば少しは安心できるのではないでしょうか?

 

また、毎日様子を気にすると、本当に具合の悪い時に早く気づいてあげることもできますよね。

 

自分で出来る猫の健康チェック方法

飼い主さんが出来る猫さんの健康チェックポイントまとめました。

 

愛猫さんのチェックポイント!

 

目が赤くなっていないか、にごりはないか?
目やにが大量に出ていないか?
右と左の目の感じが違っていないか?
猫様の目がいつも通り美しいか確認してくださいね。

鼻は湿っているか?(寝起きの時は乾いている事もあります。)
鼻水がでていないか?鼻づまりで苦しそうにしていないか?

よだれが出てい無いか?
口を触らせてくれるか?
食べ方はいつも通りか?

臭いがしないか?
耳垢が溜まっていないか?(健康な耳の中のいろはピンク色です。)
猫が自分で引っ掻いた傷などがないか?

触ると嫌がる部分は無いか?

毛や皮膚

大量のフケが出ていないか?ハゲている部分や湿疹などはないか?
健康な猫は毛艶もよく綺麗です。

行動

いつもと違う行動をしていないか?
(いつもは行かないような場所でじっとしているなど。)
足をひきずったりしていないか?

トイレ

トイレにはちゃんと行っているか?
猫のおしっこの平均回数は一日に2~3回、うんちは1~2回です。
回数や色や形にいつもと違いは無いか?

 

猫様の普段の呼吸数や心拍数、体温も知っておけば体調を壊した時の目安にもなりますよ。

こちらもあわせてチェックしたいですね。

 

 

呼吸数の測り方

 

呼吸数 猫の呼吸は1分間に20~30回。

 

愛猫さんがリラックスして横になっている時に測るのがベストです。

呼吸するお腹が膨らむ回数を数え、30秒間カウントして2倍してください。

 

触ってしまうと、呼吸数が変わる場合があるので、触らずに数えてくださいね。

 

 

 

 

心拍数の測り方

猫様の心拍数は1分間に120~180回が平均と言われています。

 

後ろ足の内側で測ることができますよ。

 

後ろ足の付け根の筋肉の境目大腿動脈(だいたいどうみゃく)というに太い血管があります。

そこに指を3本を軽くあてて脈を15秒測ります。それを4倍してください。

 

猫様が横になっていたら人差し指、中指、薬指を揃えて太ももの付け根をお尻側から筋肉に沿って頭へ斜め下方向へずらして下さい。

 

筋肉と筋肉の境目辺りに脈拍を感じる事ができます。

 

本当に小さな振動なので、正直かなり集中しないと分かりにくいです。

探すのに手間取っていると猫が嫌がってしまうので、わたしも見つけるのに苦労しました。

 

さわらどん脈拍

 

心臓でも測ることは出来ますが、これも小さな振動です。

しかも、猫様のゴロゴロが始まってしまうと聞こえなくなってしまいます。

 

 

どうしても心拍数が聞き取れない!という方は、猫様用の聴診器もありますよ。

 

 

 

 

体温の測り方

 

猫の平熱は38~39度。

 

獣医さんでは肛門に体温計を入れて測ってくれますよね。しかし自分ではかる場合、抵抗がありますよね。

 

猫様の耳にあてて測れる体温計も販売されてますが、1万円前後となかなかのお値段。

 

 

内股での体温を測る方法もあります。

 

内股(足の付け根の毛の薄い部分)は、発熱以外の影響で温度が変わりにい場所です。

 

ペット用の体温計もしくは、人間用の体温計にラップを巻いたものを猫様の内股に挟んで体温を測ります。

 

肛門で測る場合より0.5〜1.0℃低くなっていることが多いです。

 

また、普段からスキンシップの時に猫さんのお腹や毛の薄い部分の体温を気にして、感覚として覚えておくと簡単に気付く事もできますよね。

 

お腹や内股を触られるのを嫌がる猫さんもいます。

普段から無理のないように触るようにしたいですね。

 

 

猫様の体調のチェックは、見た目、行動(食欲が無いなど)や体温や呼吸数、心拍数など総合的に判断してください。

 

 

 

猫の健康記録はスマホが便利!

健康管理のためチェックした数値や、ワクチンを打った日、気になった事や体調の変化などを忘れないように残しておきたいですよね。

 

しかしノートに手書きするのはなかなか大変。

スマホのアプリを利用すれば、写真入りで記録を残せます。

私が使用しているアプリはこちら。

 

ペットログ

(こちらはアンドロイドのみの対応のようです。)

ペットログ1

 

ペットログ2

 

i phoneを使っているお友達はこちらを使っています。

猫ログ 

 

アプリで記録すると、過去の記録をすぐに確認できて便利ですよね。

 

また、吐いた時やトイレの写真を撮っておけば、獣医さんで症状を説明する時に写真付きで説明できますよ。

 

 

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まとめ

猫が一日中寝ているのは猫の習性のため。

暑い時は無駄な体力を使ったり、体温の上昇をおさえるためにあまり動かなくなります。

寒い時に動かなくなるのは、寒さが苦手なのと、もともと冬には獲物が少なくてあまり狩りをしなかった名残りです。

 

猫様が本当に体調が悪いのか?それとも季節のせいなのか?見分けるためには、
飼い主さんがご自分で出来る健康チェックポイントを知って、気になった時に猫さんの状態をチェック出来るようにしておくと便利ですよね。

 

では、あなたの愛猫さんが今日も心地よく眠れますように!

 

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