
こんにちは。
猫は可愛いです。本当に可愛いです。
でも、猫だって意志を持った生き物です。
飼うには大変なことも沢山あります。
ごはん代や猫砂代など、お金もかかります。
今回は猫を飼う時にかかる費用や、お世話の中でもとくに大変だな〜。と感じる事をご紹介します。
スポンサーリンク
この記事に書かれていること
猫を飼うと費用はいくらかかるの?
猫のを飼いたいな〜。
と思った時にまず気になるのは、必要な物を買い揃えたり、日々の暮らしにかかる費用ではないでしょうか?
日本ペットフード協会による2017年の調査では、猫の生涯に必要な費用は平均で¥1,076,313 と発表されています。
今回はさらに細かく、私が子猫を引き取る時にかかった費用や、実際に猫との生活でかかっている費用をご紹介します。
子猫の1年でかかった費用は約13万円
子猫を引き取ってから、1年間でかかった費用は約13万円です。
主な内訳をご紹介しますね。
子猫を迎える為に準備したものはこちらです。
- キャリーケース 2,980円
- 屋根付きトイレ 4,320円
- 猫砂(1袋) 498円
- 猫用食器 1個(100均にて購入)100円
- 首輪 1個(100均にて購入)100円
- 爪とぎ 1個 1,780円
- 猫用ベット 3,000円
- 子猫の飼育本 980円
- 空気洗浄機 29,800円
合計 43,558円
初めて猫を迎える準備に、合計約4万5,000円かかっています。
子猫用のケージは友人から借りることができました。
購入すれば1匹用のもので、5,000円くらいです。
また、子猫を引きとった場合は、生後半年くらいで避妊や去勢手術があります。
避妊手術や健康管理費、年間のごはん代にかかった費用はこのようになっています。
- 避妊手術代 約25,000円
(オスの場合の去勢時術の平均的な値段は10,000〜15,000)
- 健康診断代 5,000円
- ワクチン 5,000円
- ノミ・ダニ駆除薬(3ヶ月分)5,000円
- 毎月の生活費(ごはん代、猫砂代など)約4,000円(年間約48,000円)
合計88,000円
2年目からの費用は年間最低でも約6万5,000円が必要です。
2年目からの費用内訳はこのようになっています。
●健康診断代5,000、ワクチン代5,000円、ノミ・ダニ駆除薬代8,400円の計18,400円。
●毎月のごはんや猫砂代約4,000円が12ヶ月=48,000円。
合計で66,400円です。
ちなみにこの金額には、おもちゃやおやつの購入代金などは入っていません。
実際にはもう少しかかりますね。
【猫と暮らす生活費についてはこちらで詳しく書いています。】
猫との生活費は一体いくらかかるの?知っておくべきお金のこと。
7年目からは病気にもかかりやすくなります
健康な猫なら普段は動物病院へ行くことはほとんどありません。
しかし、猫が高齢になる7歳くらいからは病気にかかりやすくなると言われています。
ペット用の保険に入っていない場合は、猫の治療には保険は使えません。
高額な治療費が必要になる事もあります。
ペット用の保険に入る、コツコツ貯金するなどの工夫が必要です。
【猫の治療費についてはこちらも参考にしてください。】
猫の治療費の相場や信頼できる獣医さんを見付けるポイントはコレ!
スポンサーリンク
猫と暮らすのに大変なことはコレ!

実際に猫と暮らしてみて、特に大変だな〜。と思うことはこの9つです。
我が家には猫用のトイレが3つあります。
朝起きた時や夕方に仕事から帰ってきたら、まず猫のトイレを片付けます。
猫砂が飛び散って凄惨な現場と化しているトイレを毎日片付けるのは大変です。
さらに、猫のうんちってした直後は片付けるのに勇気がいるくらい、かなりの臭いがします。
しかし、トイレが汚いと粗相や病気の原因にもなります。
猫のトイレはなるべくキレイな状態をキープするように心がけないといけません。大変です。
猫の毛は毎日抜けます。
毛の長い猫の場合は、毎日のブラッシングが必要と言われています。
さらに毛が生え変わる3月と11月の抜け毛の量は、毛の短い猫でも半端ありません。
黒い服を着て猫を抱っこしていると、びっくりするくらいの量の抜け毛が服に付いています。
洗濯物や床にも大量の毛が付きます。
毎日掃除機をかけないと気になります。
猫を飼っていない時と比べると、お掃除の回数は増えます。

猫は餌をほとんど噛まずに飲み込みます。
そして早食いです。
ガツガツと一気にご飯を沢山食べた後で吐く事も多くあります。
グルーミングした毛を吐くこともあります。
飼い主が寝ている間や外出中に吐いてしまい、寝起きや帰宅後にすぐゲロの処理をすることもあります。
猫の健康の為にと思って高いごはんを買っても、気に入らなければ絶対に食べません。
わがままです。
手作りのごはんを作っても、無視をされる事もあります。
おもちゃも気に入らなければ遊んでくれません。
猫の好みを知って、喜んでもらうのは大変です。
猫のお留守番は最長でも3日ぐらいが限度と言われています。
キャットシッターやホテルを利用しない旅行は、2泊3日が限度です。
猫と暮らせば、ゆったりと旅行などは難しくなります。
実際に私は、猫と暮らし始めてから1泊以上の旅行へ行ったことはありません。
一人暮らしの場合は出張や入院、ご家族の場合は帰省の時も猫のお世話をしてくれる人を探す必要があります。
【猫のお留守番についてはこちらも参考にして下さい。】
猫の留守番は何日まで?長期の場合はどうしたら良いの?を解決!
猫は自分が具合が悪いのを隠します。なので猫が具合が悪そうにしている時は、よほど辛い時です。
そんな状態にしないためにも、毎日の健康管理も大変です。
●うんちやおしっこの回数や状態のチェック。
●ごはんを残していないか?のチェック。
また、猫はあまり水を飲まないことで病気になってしまうこともあります。
そのために水を飲んでいるかのチェックや、毎日の水のとり替えが必要です。
室内飼いの猫は、狩りができないストレスなどを夜中に発散します。
夜にいきなり暴れ出すと、飼い主が寝ている上を走り抜けたり、飛び乗ったりします。
これで夜中に起こされる事もあります。
夜中に暴れるのを防ぐためには、毎日10分くらい猫と遊んであげるのが良いと言われています。
分かっていてもなかなか10分を作れない時もありますよね。
猫を飼っている人の体験談では、家具や壁が爪とぎでボロボロになると書かれているのをよく見かけます。
我が家の場合はダンボールや麻製の爪とぎを5個置いています。
そのため壁で爪をとぐことはありません。
しかし!ソファーや布製のイスには爪とぎをされます。
猫と暮らしているうちは、高価な家具は置くことはできませんね。
我が家の猫は、子猫時代に粗相をすることがありました。
もう、羽毛布団やコタツ布団、カーペットなどいろんな所に粗相をされました。
粗相の後片付けも大変でした。
寝ようと思って布団に入って粗相に気付く事もありました。
疲れてもの凄く眠たいのに、粗相の後始末をした経験も何度もあります。
大人の猫になってからは粗相はおさまりましたが、当時は原因が分からずにすごく悩みました。
【猫の粗相についてはこちらの記事にも書いてます。】
猫が布団に粗相する。対策は?なぜするの?理由を考えて再発防止
猫はやきもちで粗相もする!!悩みが多い粗相の原因はコレかも?
まとめ

猫を飼うには大変なことが沢山あります。
・トイレの片付けが大変です。
・抜け毛が多く、掃除が大変です。
・猫はよく吐きます。処理が大変です。
・猫はわがまま、好みを知るのは大変です。
・長期の旅行は出来ません。
・毎日の健康管理が大変です。
・夜中に騒いで起こされる事もあります。
・ソファーや布製の家具は爪とぎの対象になります。
・粗相の後始末は大変です。
一緒に暮らすにはお金もかかります。
日本ペットフード協会の調べでは猫の平均寿命は15年、生涯に必要な経費は平均で¥1,076,313 と発表されています。
(年間では約7万円必要ということになります。)
また、猫が高齢になれば病気にもかかります。
苦しむ姿も見なければなりませんし、治療費もかかります。
飼い主さんが高齢になれば、猫の面倒を見るのも大変になりますよね。
猫と暮らせることは凄く幸せなことですが、本当に大変なことです。
一生を引き受けて幸せにするという覚悟が必要です。
猫を飼いたいな・・・。とお考えの方の参考になれば頂ければ幸いです。
【こちらの記事もオススメです。】
猫を飼うメリットやデメリットは?知っておきたい困りごと解決方法
スポンサーリンク
コメントを残す