
こんにちは。
もしも災害が起きて避難が必要になった時、ペットも一緒に避難した方が良いってご存知でした?
環境省が発表しているペットの災害対策でも、ペットと一緒に避難することが基本とされています。
環境省がまとめたペットの災害対策はこちらからご確認いただけますよ。チェックしてみてくださいね!
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2909a.html
そこで気になるのが、
猫の避難用品って何を持って避難すればいいの?
どれくらい必要なの?
うといことではないでしょうか?
避難や避難先での生活がうまくいくかは、普段からの準備で決まる!と言われています。
災害時に愛猫さんを守れるのは飼い主さんだけです!
普段と違う環境でも猫様がなるべくストレスなく過ごせるよう、避難用品や必要なこと確認していきましょう!
今回参考にしたもの・ベネッセ/ねこのきもち(2016年4月号・もしものときのために今から備える防災シュミレーション)
・ねこの防災を考える会(著)/ねことわたしの防災ハンドブック
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この記事に書かれていること
猫のために必要な避難用品はコレ!
災害時に猫のために必要な避難用品15選をご紹介します。
1、キャリー
避難する時に猫を入れて運びます。
2、フード
いつも食べているものを用意してください。

3、猫砂
こちらも、いつも使用しているものを用意してください。
数日分を袋に小分けしておきたいですね。
4、ポータブルトイレ
小さく折りたためて、持ち運びやすいのでオススメです。
5、ペットシーツ
ケージの中やキャリーケースの中に敷きます。
6、ケージ
避難所では猫の生活の場所になります。
こちらも持ち運びやすいものがオススメです。
7、食器
陶器は割れます。避けた方が無難ですね。
水用とフード用の2つあると便利です。キャンプ用品などで代用もできます。
8、毛布やタオル
目隠しや防寒、お掃除用に必要です。
毛布は愛猫がいつも使って匂いがついているものだと、落ち着くことができます。
9、ゴミ袋
猫が使った後の猫砂を入れたり、ゴミを入れたりに必要です。
10、ガムテープ
いざという時の補修などに使えます。
11、水
ペット用の水や、軟水のミネラルウォーターがオススメです。
猫のお水についてはこちらも参考にしてくださいね。
猫の飲み水は水道水?ミネラルウォーター?浄水器?どれがいいの
12、おもちゃ
慣れない避難所でのストレス解消に役立ちます。
13、薬(服用しているのなら)
持病がある猫さんは、病院で多めに処方してもらってください。
14、猫の病歴などを書いたメモ(あれば)
持病がある猫さんは、病院で多めに処方してもらってください。
15、猫の写真
掲示板に貼ったり、迷子になった時に探すために必要です。
猫の避難用品はどれくらい用意しておいたらいいの?
災害時に避難所に支援物資が届くには、約3~7日かかると言われています。
支援物資には、ペット用品も含まれている場合が多いです。
しかし、いつもと違うフードや猫砂は、慣れない避難所でのストレスをより強くしてしまいます。
猫様に毎日必ず必要なもの(フード、猫砂、水)は、1週間分は用意しておきたいですね。
ポータブルケージやトイレは車の中で避難生活をする時や、テントを張って避難生活をする時にも役に立ちますよ。
もしもの時のために、揃えておきたいですよね。
●ポータブルケージ
●ポータブルトイレ
●食器
【実感!】避難用品としての備蓄で助かりました!
災害って本当にいつ起こるか分かりません。
私の暮らしている福井県では、2018年の冬に37年ぶりの豪雪となりました。
1メートル以上積もった雪で主要道路や高速道路、電車はストップ。
物流は止まり、スーパーに行っても食品は届いておらず、陳列棚は空の状態のものもありました。
その光景は異様で、いつ元どおりになるか?分からない不安は焦りや恐怖にもなりました。
幸い私の住んでいる地域は、5日ほどで元に戻りました。
しかし、避難用品として猫砂や猫のご飯を備蓄しておけば、今回のような時にも猫のご飯や猫砂などの心配事は減らすことができます。
ご飯や猫砂がなくなりかけて慌てて買いに行ったり、ネットで注文したりすることありますよね。
しかし、物流が止まってしえば注文した品物は届きません。
何があっても慌てないように、予備は(約1週間分を)しっかりとストックしておきたいですね。
避難用品の置き場所は?

では、用意した猫様の避難用品はどこに保管しておけばいいのでしょうか?
せっかく用意した避難用品も、いざという時にすぐに取り出せなくては意味がありません。
猫の避難用品を置いておきたい場所は2ヶ所!
まくら元と、玄関です。
まくら元は夜に避難することがあった場合にも、手元にあって取りやすいですよね。
しかし、家具の下敷きになってしまう場合もあります。
玄関は大体の場合が避難経路になっていて、持ち出すのも楽です。
しかし、室内の限られたスペースや費用を考えると、2ヶ所に猫の避難用品を置いておくのは難しいですよね。
どちらかにするのなら、玄関がオススメです。
玄関の靴入れにある大量のはかない靴は断捨離して、猫様の避難用品のスペースを確保したいですね!
また、避難用品をタンスや押入れの中にしまっておくのって、ありがちですよね。
しかしその場合、ただでさえパニックになって慌てている時に探さなければなりません。
できそうですか???
無理っぽいですよね・・・。
避難用品は、押入れには入れないようにしたいですね。
お家の外に物置がある場合は、そちらに猫の避難用品を用意しておくのもアリです!
消費期限のあるものは定期的な入れ替えも必要です。
猫の避難用品のうち、消費期限のあるものは定期的に入れ替えておきたいですね。
フードやお水は定期的に消費期限を確認して、期限が近いものは新しいものと入れ替えておきたいですね。
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猫の避難所での生活は?

避難所では、ペットはペット専用のエリア内にケージを並べて暮らすことになります。
猫にとっては知らない環境で、かなりのストレスになりますが仕方ありませんよね。
また、避難所ではすべてのペットが健康とも限りません。
愛猫の避難所での体調を守るためにも、必ずしておきたいことが3つあります。
①ワクチンの接種・・・多くの動物が集まれば、伝染病が発生します。
②去勢や避妊・・・発情期になれば、大声で鳴いて他の方の迷惑にもなります。
③ノミダニ予防・・・ケージの置き場所が外の場合は、ノミダニに感染する確率も高くなります。
繁殖をしないのなら、去勢や避妊は子猫の時期に済ませておきたいですね。
ワクチンは基本は年に1度、そして、5月~10月の間はノミダニの予防も忘れずにしておきたいですね。
また、すべての避難所がペットの受け入れが可能とは限りません。
自分の住んでいる場所からでは、どこにペットも避難できる避難所がどこなのかの確認も必要です。
自治体のHPなどで確認しておきたいですね。
そして、大事なのが確認ができたらお散歩などで直接行ってみることです。
1度でもシュミレーションとして実際に目にするのと、いざという時に初めて行くのでは大きく違いますよね。
※追記
市役所に避難所へのペットの同伴や、一緒に避難できるペットの数をメールで問い合わせてみました。
すると、”市が開設する避難所へはペットの同伴は禁止していない。”とのお返事をいただきました。
(しかし、他の避難者さんの迷惑になる場合は断られる場合もあるそうです。)
さらに、気になる同伴するペットの数も、1人が同伴できるペットの数も制限はないとの事でした。
1番近い避難所にも、2匹の猫と一緒に行けるという事です。
安心できました。
メールなら、ちょっと空いた時間にも気軽に問い合わせする事ができます。
”うちの街はどうなんだろう?”など気になった方は問い合わせしてみてくださいね!
避難所での生活のために、日頃から準備できること

避難先での生活は、いつものお家の中の生活とは大きく違います。
避難所での生活のストレスが少なくなるように、普段から練習もしておきたいですよね。
普段の生活で出来る主な練習は2つ、
①キャリーやケージに慣れさせる事。
②人に慣れさせる事。
です。
キャリーやケージに慣れさせる方法
避難する時は猫をキャリーに入れて運ぶことになります。
そして、避難先ではケージの中で過ごすことになります。
普段からキャリーやケージに慣れさせておけば、避難生活でのストレスを少なくすることができます。
キャリーやケージはなるべく普段から猫の目につくように、出しておくようにしてください。
初めは短い時間で、キャリーやケージの扉を開けっ放しにして中で遊んだり、おやつを与えて徐々にケージに慣らしてください。
少し慣れてきたら、ケージの中でご飯を与えるようにしてください。
キャリーやケージの中は安全!!と猫に思わせることが大切です。
慌てずに少しずつ、キャリーやケージの中で過ごす時間を長くしてくださいね。
人に慣れさせる方法
避難所では、たくさんの人が出入りします。
飼い主以外の人間が苦手な猫さんには、これも相当なストレスになります。
普段から少しでも、飼い主以外の人に慣れさせるようにしたいですね。
猫を人に慣れさせるには
・大きな声で騒がない。
・猫に無理に触ろうとしない。
・猫を意識しない。
・猫と目を合わせない。
これらが基本と言われていますよ。
成猫の来客嫌いを治すのは難しい事です。
しかし、お友達や身近な人を家に呼び、上記を実行してもらって、ゆっくりと猫様の来客嫌いを治したいですね。
まとめ

災害などで避難が必要になった場合は、猫も一緒に避難するのが基本です。
猫の避難用品として用意しておきたいのは、
・キャリー
・フード
・猫砂
・ポータブルトイレ
・ペットシーツ
・ケージ
・食器
・毛布
・タオル
・ゴミ袋
・ガムテープ
・水
・食器
・おもちゃ
・薬(服用しているのなら)
・猫の病歴などを書いたメモ(あれば)
・猫の写真
です。
これらの1週間分を1つにまとめて玄関先に置いておくのが、持ち出しやすくオススメです。
突然起こる災害には、飼い主さんも慌ててしまいます。
しかし、猫との避難や避難先での生活がうまくいくかは、普段からの準備で決まる!と言われています。
時間ができたら、愛猫との避難をイメージしてみてくださいね。
そして、避難用品に足りないものや、避難場所、避難経路を再確認してください。
猫はいつも癒しや笑い、安らぎを与えてくれます。
災害時にそんな愛猫さんを守れるのは飼い主さんだけです。
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