
こんにちは。
最近は猫に遠慮して寝返りができず、腰痛がひどくなった naminiです。
突然ですが、
猫って痛みに強いとか、痛みに鈍感とか聞いたことありませんか?
申し訳ないことに、最近まで私もそう思ってました。
ニャンズごめんなさい。
でも、ちょっと違うんですよね。コレ。
実は猫って、痛みに強いんじゃなくて、痛みを隠そうとして我慢するんです。
猫って身勝手なだけじゃなくて、健気な所もあるんです。
でも愛猫家なら、かわいい猫に痛みを我慢させる。なんてツラすぎますよね!
飼い主としては、猫の痛みやツラさにはすぐに気づいて治してあげたいもの。
今回は、猫はなぜ痛みを隠そうとするのか? や、猫が痛いときにする行動をご紹介します。
愛猫さんの体調管理の参考になれば嬉しいです。
それでは、どうぞ!
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なぜ?猫は痛みに強いと思われているの?
猫は痛みには強くありません。
先程も書きましたが、猫は痛みを隠そうと我慢するんです。
なので飼い主さんが気づきにくいだけなんです。
でも、猫って普段はわがままで気まぐれ。
そんな猫様がなぜ? 具合が悪い時は痛みをひた隠しにして我慢するような、らしくないことをするのでしょうか?
「痛い!=ミギャー!!」とかって鳴いてくれれば、こちらもすぐに分かってあげられるのに・・・。
それは猫の習性と関係がありますよっ。
猫はもともと1匹で狩りをしながら、縄張りを守って生活する動物。
1匹で行動するので、病気やケガで具合が悪くなった時も誰にも頼れません。
こんな時猫は「早く自分で治さないと。」っと思います。
そして、我慢しながら回復を待つんです。
そんな実は我慢強い猫様が、痛みを堪えきれなくなった時は症状がかなり悪化している場合が多いと言われています。
猫っていつも自由そう。
しかし一緒に生活すると、朝にすることが決まっていたり毎日同じような時間に寝たり、意外と規則正しい生き物ですよね。
なので飼い主さんは愛猫さん好みや、生活のパターンを知っておくことが大事。
そしていつもと違う行動や、猫が出す小さな痛みのサインに早く気づいてあげることが大切なんです。
気づいてあげたい。猫が痛いときのサイン10

では猫が出す痛みのサイン、主なものを10個ご紹介します。
①部屋の隅や暗い場所でじっとしている。
②いつも居ないような場所に居る。
③表情がけわしい。
愛猫さんがいつもはいないような場所で、長い時間じーっとしていたら要注意。
部屋の隅の安心できる場所で、じっと痛みを我慢しています。
さらにこんな時は、猫の表情もいつもより険しくなります。
睨んでいるような目つきになったり、怒っているような顔になっていることも。
実際に我が家の猫が風邪をひいた時も、いつもはいないようなちょっと暗い部屋の隅で険しい顔をしてずーっとうずくまっていました。
その時は名前を読んでも、ご飯を出しても動かずにずっと怖い顔のまま。
心配して頭を撫でようとしたら避けるようなしぐさもしたので、これはおかしいと思って病院へ連れて行ったことがあります。
④触ると嫌がって唸ったり、鳴く。
⑤体の同じ部分をよく舐める。
猫の体に痛みがあると、その部分をさわった時に嫌がったり大きな声で鳴きます。
スキンシップが大好きな猫様が、急に触られるのを嫌がったら要注意です。
また、痛みのある部分が気になるので同じ場所を何度も毛づくろいすることも。
「さっきと同じ場所をまたなめているな〜。」なんて思ったら、
毛づくろいをしている場所にケガをしていないかやしこりがないか確認したいですね。

●猫が足を浮かせて歩くようになった。
●足を引きずるようになった。
など、動きが不自然になった時は骨や関節が痛い時。
若い猫は喧嘩や落下事故でケガをすることがありますよね。
10歳を超えるシニア猫の場合は、関節炎で動きがぎこちなくなることもあります。
いつも遊んでいるキャットタワーに登らなくなったり、高いところにあるお気に入りの場所に行かなくなることもあります。
「そういえば、最近走らないし、高いところにいないな〜。」っと思ったら足の運び方や歩き方に注意してあげてくださいね。
⑦トイレで辛そうに鳴く。
⑧トイレに何度も行く。
トイレも猫の健康状態をチェックできる場所。
私はたまに猫がトイレに行ったら後をつけて行って、そーっとトイレの様子を見たりしています。
猫のトイレストーカーですね。(汗)
トイレの掃除をする時も、おしっこの量やうんちの形をチェックしていますよ~。
これ、朝一の任務なんですよね・・・。
猫の体の構造は、便秘になったり泌尿器系の病気にかかりやすいと言われています。
トイレでいつもと違う様子に気づいた時は、すぐに獣医さんへ相談したいですね。
⑨ごはんを食べる時に変な音や声を出す。
⑩ごはんを食べにくそうにしている。
猫が歯周病などの病気で口の中が痛い時は食べている時に変な声を出したり、ごはんが食べにくそうな仕草になります。
ごはんをこぼしたり、食べるスピードが遅くなることも。
ある獣医さんのHPでは、歯磨きをしていない3歳以上の猫の8割は歯周病にかかっていると書かれています。
歯磨き習慣のない猫さんは要注意ですね。
また、ごはんを食べくなる時は胃腸や内臓に痛みがある場合もあります。
こちらも早めに獣医さんへ相談してくださいね。
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猫の痛みのサインに気づいたらどうする?

もし、愛猫さんの痛みのサインに気付いたらやはり病院に連れていきたいですよね。
でも、猫って病院が大嫌いですよね。
我が家のニャンズもみごとに病院嫌いです。
なのでせっかく連れて行っても、動物病院では痛みよりも不安や恐怖の気持ちが強くなって、症状が出ないこともあるんです。
そんな時は猫の痛みのサインに気づいたら、忘れないように日付や様子をメモしておきましょう。
症状が上手く書けない時は、写真や動画を撮っておくと獣医さんにも伝わりやすいですよね。
愛猫のちょっとした痛みのサインに気づけるのは、いつも一緒に生活している飼い主さんだけ。
少しでも「おかしいな〜。」っと思う事があれば、メモをする習慣をつけたいですね。
まとめ

猫は痛みに強い動物ではありません。
猫は習性から痛みを隠そうと我慢するので、飼い主さんが気づきにくいだけなんです。
猫の不調を知るには、猫が出す痛みのサインに早く気付いてあげることが大事。
猫の不調な時にする主な行動は、
①部屋の隅や暗い場所でじっとしている。
②いつも居ないような場所に居る。
③表情がけわしい。
④触ると嫌がって唸ったり、鳴く。
⑤体の同じ部分をよく舐める。
⑥動きが不自然。
⑦トイレで辛そうに鳴く。
⑧トイレに何度も行く。
⑨ごはんを食べる時に変な音や声を出す。
⑩ごはんを食べにくそうにしている。
このようないつもと違う猫の行動に気付いたら、早く獣医さんに相談するようにしてくださいね。
猫は大切な家族。
でも調子が悪くても自分から「痛い。」とは教えてくれません。(教えてほしいけど。)
普段から愛猫さんの行動や好みを知って、小さな変化にも敏感になりたいですね。
そのための参考になれば幸いです。
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