
こんにちは。
猫のブラッシング担当naminiです。
先日ニャンズをブラッシングしていたら、尻尾の付け根あたりに白い小さな固まりを見つけました。
そんなに大量ではなかったんですが、なんだろう?? ってちょっと気になったんですよね。
みなさんも猫様をブラッシングしていると、背中あたりにやたらと白い小さな粉のようなものが目立つ時ありませんか?
これって何なのフケ??
猫ってフケ出るの?
フケが出るってことは、シャンプーした方がいいいの??
上司のスーツの肩に落ちたフケ思い出してしまったり・・・。
今日は猫のフケについてです。
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この記事に書かれていること
ブラッシングの時の白い粉はフケ?
猫のブラッシングの時に出る白い粉のようなもの、それはフケです。
人間と同じように、猫でもフケは出ます。
でも、大量でなければ問題ありません。
人間だって病気でなくてもフケぐらい出ますもんね。
猫によっても出やすいや出にくいなど体質もいろいろ。
背中や尻尾の付け根に出やすいと言われていますよ。
けれども、あまりにもフケが大量にでる場合は病気の疑いもあります。
猫ちゃんの様子をいつもより注意して獣医さんへ相談してくださいね。
フケって何??
フケは不要になった古い皮膚が剥がれたもので、誰にでもあります。
猫や人間にフケが出る主な原因は、新陳代謝と肌の乾燥です。
皮膚の油分が足りなかったり乾燥すると剥がれやすくなり、フケも多くなります。
乾燥しがちな冬場や春先に多く出ますが、室内飼いの猫は夏場のエアコンでの乾燥が原因とも言われていますよ。
また、ストレスによってもフケが出やすくなると言われています。
フケは誰にでも出ます。とりあえず一安心ですね。
フケの予防方法は??

病気ではないと分かっても、ちょっと気になる猫のフケ。
出てしまうのは仕方がありませんが、飼い主さんがちょっと気を付けることで少なくすることが出来ますよ。
フケの予防方法を4つご紹介します。
フケ予防方法① ブラッシング
我が家のニャンズも大好きブラッシング!
ブラッシングにはフケ予防だけではなくリラックス効果や血行を良くする効果、皮膚を健康にする効果もあります。
猫が喜ぶ&体にも良い! なんて最高ですね、ブラッシング。
ブラッシングのやり方は、力を入れすぎず毛の流れに沿って優しく。が基本です。
短毛種の猫は2日に1回、長毛種の猫は毎日のブラッシングがオススメと言われていますよ。
しかし、まれにブラッシング嫌いの猫さんもいらっしゃいますよね。
その場合は、温めたタオルで全身を拭いてあげても良いですね。
結構も良くなり、体も温まって猫様が喜びますよ。
ブラッシングについてはこちらの記事もオススメです。
猫用ブラシは100均を愛用中!使い心地やブラッシングの注意点は?
温めたタオルで体を拭いてあげる方法はこちらでご紹介しています。
(記事の中に抜け毛対策として濡れタオルで体を拭いてあげる方法をご紹介しています。
よかったら参考にしてくださいね。)
フケ予防方法② シャンプー
猫様用のシャンプーはたくさん売られています。
しかし、どれが良いのか分からないし、私のシャンプーで良いかな?? は絶対にNGです。
人間のシャンプーは香りや洗浄力が猫には強すぎます。
必ず猫専用のシャンプーを使用して下さいね。
シャンプーを嫌がらない猫さんには効果的でオススメですね。
お風呂嫌いの猫の場合は暴れたりしますよね。
この時慌ててすすぎ不足になると、皮膚が荒れてしまったりフケが増えたりすることもあります。
猫が嫌がってもすすぎは十分にしてあげてくださいね。
最近ではシャンプー嫌いの猫様用に、ウエットシートでの拭くだけのシャンプーもあります。
フケ予防方法③ 湿度を調整する
乾燥が猫様のフケの原因になっている時は、加湿器を使うのも効果的です。
猫が暮らすのに快適な湿度は50%前後。
感想って冬だけではなく、夏のエアコンでもけっこうしているもの。
(40代の肌は乾燥に敏感です。)
夏でも湿度には気をつけたいですね。
フケ予防方法④ ストレスを取り除く
猫って自由気ままに生きているようで、実はけっこう繊細さん。
ストレスが原因でフケが出ている場合は、猫様のストレスを突き止めてあげることも大事。
ストレスがひどくなると、体調不良にもつながります。早めに対処したいですね。
猫のストレスの主な原因
【生活環境の変化】
引っ越しや、家の近くで工事が始まった。など。
【猫が増えた】
自分のテリトリーに他の猫がやって来れば、ストレスは溜まりますよね。
【ごはんが足りない、合わない】
フード変える場合は、使用しているフードに新しいものを少しずつ混ぜて変えて下さいね。
【トイレが汚い】
猫はトイレが汚いとストレスになります。また他の病気にも繋がりますよ。
他にも、部屋の模様替えなどで安心出来る場所がなくなった。
などがあります。
猫にフケが増えた時は、思いあたるものが無いか確認してくださいね。
フケの原因は猫の暮らし方や体質によっていろいろ。
しかし、フケの量が余りにも多く猫様の様子がにいつもと違う場合は、ダニや病気の可能性もあります。
獣医さんへ相談してくださいね。
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フケと一緒にこんな症状が出たら注意!

大量のフケ+脱毛、かさぶた、皮膚が荒れている。
これらの症状に気づいたらダニやカビに感染している可能性があります。
早めに獣医さんに相談してください。
大量のフケで疑われる病気
【ツメダニ症】
猫にツメダニというダニが寄生することで起こります。
若い猫に寄生することが多いと言われています。
主な症状は、頭部や背中に大量のフケや脱毛。
猫のかゆみはあまりない言われてますが、人間にうつると強烈な痒みがあります。
治療方法は、まず薬用のシャンプーでツメダニを洗い流します。
その後2・3週間おきに殺ダニ薬を注射します。
【皮膚糸状菌症(ひふしじょうきんしょう)白癬(はくせん)】
皮膚糸状菌と言うカビの感染が原因です。
すでに感染している動物との接触で感染します。
子猫や長毛種の猫、ストレスに多い猫が感染しやすいと言われています。
主な症状は、顔や耳、手足に円形状の脱毛ができて、その周りにフケやかさぶたが表れます。
治療方法は、専用のシャンプーで洗ったり、抗菌薬を飲んだり軟膏などを塗ります。
薬を塗りやすくするために感染したところの毛を剃ってしまうことも。
治療には長くて数ヶ月かかる場合もると言われています。
気になる治療費は??どれくらい?
猫の医療費は病院によって様々。
一般的に皮膚病の治療では診察、検査、シャンプー、駆除薬など1回の治療で3,000円~5,000円くらいです。
ひと月に2回の治療が必要となると、月に10,000円くらいの治療費は必要になりますね。
どの病気も感染している動物との接触でもらってくるケースがほとんどです。
外に出ることがある猫さんの場合、日頃の様子に気をつけたいですね。
また、多頭飼いの場合1匹が感染すれば他の猫さんにも感染します。
全てのねこさんをチェックしてくださいね。
ノミやカビの予防にはお掃除が効果的です。
猫さんが暮らす環境はいつも清潔にしてくださいね。
まとめ

猫の背中から尻尾にみられる白いものはフケ。
ある程度のフケはどの猫にも出ます。
飼い主のケアでフケは少なくすることが可能です。
しかし、大量のフケは病気の可能性もあります。獣医さんに相談するようにしたいですね。
フケは誰にでも、どんな猫にも出るものです。
しかし猫からの何らかのサインが隠されているかもしれません。
ちゃんと気付いてケアしてあげることで愛猫さんの健康にも繋がります!
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