
うちのニャンズはよく私の膝の上に座ってアゴをペターっとくっつけて来たり、
手の上にちょこんとアゴを乗せてきたり。
ちょうどいいダンボールがあるとそこに入ってアゴを乗せたり、結構いろんな場面でアゴを乗せているのが目につきます。
それを見ているうちに、最近猫のアゴの事が気になりだしました。
何でアゴを乗せてくるのか?
アゴ乗せには特別な意味があるのか??
アゴを乗せている時はどんな気持ちなのか?
猫が何かにアゴを乗せる仕草は”アゴ乗せ”と言われ、アゴ乗せ写真を集めたサイトもあるほど!
そこで、今回は猫のアゴ乗せの気持ちについてまとめてみました。
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猫がアゴ乗せする理由は?
猫がアゴ乗せする気持ちとして考えられるのは2つ。
1,その態勢が楽だから。
もっも猫らしい理由ですよね。
人間もぼーっとしている時によく頬杖ついてますよね。
うちのニャンズでよくアゴ乗せしている方は結構頭の大きい子なので、その態勢が楽なのでしょうね。
2,そこが好きで、安心できるという気持ちのあらわれ。
猫は体からフェロモンを出して、大好きな場所や物を自分の縄張りとしてマーキングします。
フェロモンを付けることで縄張り主張だけでなく、そこで安心することが出来ると言われています。
猫はどこからフェロモンを出すのか?

では、大好きな場所や、モノ、マーキングの為のフェロモンは一体どこから出ているのでしょうか?
猫は下記の場所(パーツ)からフェロモンを出します。
猫がフェロモンを放出する主な体の場所
頬
アゴ
おでこ
肉球
尻尾の付け根
肛門
特にこの中で、おでこやほほ、アゴの顔周りから放出されるフェロモンは、フェイシャル・フェロモン(安心フェロモン)と言われます。
そして、フェイシャル・フェロモンは猫が心を許せるもの、好きなものに付けると言われています。
そうなると!
ねこがアゴを乗せてくのは、ここが好き!、安心出来る!という気持ちのあらわれ!
なんですよね。
人間の心理学でも、
相手の体に自分の急所である首を守るアゴを乗せる時の心理は、相手を信用しきっている行為である。
と言われています。
猫のアゴ乗せは、足元スリスリやお風呂の出待ちと同じレベルで嬉しい事なんです!
これからはアゴ乗せ大歓迎ですよね。
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アゴ乗せしている猫を膝から下ろして嫌われない?
さて、猫様が膝の上で寝ていたり、体にアゴを乗せている場合、動けなくなってしまいますよね。
飼い主としては、単なるクッションや、冬場の電気カーペット代わりに利用されていると分かっていても嬉しいものです。
けれども、脚もしびれるし、トイレにだって行きたくなりますよね。
ギリギリまで我慢はしますが、もうダメだと思った時、動かして猫さんに嫌われてしまわないかと不安になりませんか?
私はいつも申し訳なく思います。
もし、心配であればこんな工夫してみてはいかがでしょうか?
猫に膝から降りて頂くための工夫
- 猫のおもちゃや近くにある物を投げてみる。
猫の注意を他のものに集めることで自分から動いてくれるかもしれません。
- 猫をおろしてすぐにおやつやご飯をあげる。
おやつやご飯をあげるためにおろしたという理由を作る。
これは猫よりも飼い主さんの気持ちが楽になりますよね。
私はいつもギリギリまで我慢をして、いよいよ限界のところで猫さんを動かして膝から降りてもらいます。
けれども、飽きもせず乗って来てくれているので、膝から降りてもらってもすぐに嫌われるような事はありません。
猫をおろす行為を心配しているくらい心優しい飼い主さんなら猫に嫌われてしまうはずがありません。
まとめ

猫がアゴを乗せてくる時の気持ちは、
”楽だから”と大好きなものに匂いを付けマーキングするため。
猫のアゴからは猫にとって安心できる場所に付けるフェロモンが出ている。
猫を膝から下ろす心配をする心優しい飼い主さんは猫に嫌われない!
猫のアゴ乗せは猫にとっての愛情表現の一つ、これから、頭が大きくて重たいから?
なんて疑いません。
それでは、あなたの愛猫さんがもっとあなたにアゴ乗せしてくれますように!
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