こんにちは。
愛猫とのまったりタイムには一緒に眠ってしまうnaminiです。
猫と暮らし始めてこんなことに気づきませんか?
●さっきまで可愛い顔でうとうとしていたのに、次に見たときには白い膜を出した半目の恐ろしい顔で寝ていた!
●さらに、ぴくぴく痙攣まで始まった!!
病気?? それとも変身して中からエグいエイリアンが出てくるのかー?
なんてアセった事、私はあります。
想像図 ↓
もう、めちゃくちゃカワイイ子猫の白目寝を初めて目撃して、さらにピクピクっと痙攣が始まった時はそれはそれはショッキングでした。
時は流れて、今では白目で寝る姿を見ることも痙攣も日常茶飯事。
すっかり慣れて嬉しそうに写真を撮って友達に見せたり、SNSにアップして笑いまで取っています。
今回は世にも恐ろしい半目の時に出る、あの白い膜の重要な役割と猫の睡眠についてのお話です。
では、どうぞ。
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この記事に書かれていること
半目の時に見えるあの不気味な白い膜の正体は?

半目の時に現れる白い膜、実はいつも猫の目頭にちょこっとだけ見えています。
名前は瞬膜(しゅんまく)。
白目の原因は?ちゃんとした名前もあるんだね、瞬膜の働き
では、この白い膜(しゅんまく)って、白目寝で飼い主をビックリさせる以外にいったいどんな役割をしてるんでしょうか?
実は、猫ってまつげが上まぶたにしか無いんです。
なので、この瞬膜で眼球にごみが入るのを防いだり、乾燥を防止したり、目に入った異物を取り除いているんです。
瞬膜は猫がまぶたを閉じている時に出て、目を開けると素早く引っ込みます。
でも、猫が寝起きでまどろんでいる時や、眠たくてウトウトしている時に瞬膜が見えてしまうことがあるんです。
コレ短時間なら気にする必要はありませんよ。
しかし、長い時間しっかりと瞬膜が見えてしまっている時は目の異常も考えられます。
獣医さんに相談してくださいね。
よくある瞬膜のトラブル(瞬膜が赤く腫れ上がってしまった)
猫様の目を守る大事な瞬膜。
代表的な瞬膜のトラブルには、瞬膜の炎症(チェリーアイ)があります。
チェリーアイとは瞬膜の裏側にある涙を出す線(第三眼瞼腺)が炎症を起こして赤く腫れて、瞬膜の端から飛び出してしまう状態。
赤く外に盛り上がった状態がさくらんぼに似ているので ”チェリーアイ” と呼ばれています。
片目だけの時や、両方の目に出る場合も。
チェリーアイは猫に痛みは無いと言われています。
けれども、視界が狭くなったり気にして引っ掻いたりしてしまうので、炎症がひどくなり結膜炎や角膜炎につながることも。
残念ながら予防策は無いと言われているんですよね。
なので、目の異常が見つかったら早めに獣医さんに相談したいですね。
【チェリーアイになりやすい猫】
●バーミーズ
●ペルシャ
この種類の猫さんは、瞬膜を固定する組織が生まれながらに弱いと言われています。
そのためチェリーアイになりやすいと言われていますよ。
チェリーアイの治療方法は?
軽度の場合は抗生物質や、抗炎症剤などの目薬を使います。
しかし、飛び出ひた部分が大きい場合や再発が繰り返される場合は、外科手術(第三眼瞼腺切除、第三眼瞼腺埋没)が行われる場合もあります。
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猫が半目で寝る理由を知る手がかり、猫の睡眠の基礎知識

猫様の睡眠には人間と同じように、浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)があます。
レム睡眠約30~90分、ノンレム睡眠6〜7分というサイクルを繰り返しています。
レム睡眠は体は眠っていても脳は起きている状態で、いつ何が起こってもすぐに目覚める事ができるように浅い眠りになっています。
これは野生で狩りをしていた時の名残。
レム睡眠の時の猫は人の動きや、わずかな物音でもすぐに起きてしまいます。
そういえば、猫って寝ていても窓の外に鳥が来たりするとサッと起きますよね〜。
ああいう時は浅い眠りなんですね。
反対にノンレム睡眠は体も脳も眠った状態。
猫の脳や体の成長精神的な健康の維持するためにも、かなり大事といわれています。
猫の平均睡眠時間は14~15時間。
そのうちの8割がレム睡眠(すぐ起きるやつ)。
残りの2割がノンレム睡眠(ぐっすり寝るやつ)。
つまり、猫の深い眠りの時間は約3時間ということに。
人間のノンレム睡眠の時間は6時間睡眠の場合で約4時間と言われているから、
猫って1日中寝ていても意外と深い眠りの時間が少ないんです。
なので、猫が寝ている時は起こさないようにしたいものですよね。
特にノンレム睡眠の時は、ちょっかいを出さないようにしましょうw
これってレム睡眠?ノンレム睡眠?見分け方。
レム睡眠 |
うずくまったような格好のまま目を閉じている。 |
ノンレム睡眠 |
無防備でだらーんとしている。
|
猫が白目!しかも!ぴくぴく痙攣まで、大丈夫?
猫が白目で寝ていたり、寝ているときに痙攣が起きたりするとあせりますよね。
コレ、大丈夫です!
脳は起きているのに体は眠っている(レム睡眠になる)と眼球や手足が動いたり痙攣のような動きをしたり、半目になったり時には寝言を言ったりします。
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まとめ

猫が寝ている時に出る白い膜の正体は、瞬膜(しゅんまく)。
瞬膜は猫の目を守る役割をしていつもは目のフチに少しだけ見えています。
しかし寝起きや、寝ている時にガッツリ見えることがあります。
猫の平均睡眠時間は約14~15時間。
そのなかでも熟睡できる時間は、トータルで約3時間。
猫にとっても睡眠は、身体の成長や精神の安定にとても大事!
猫様が眠っている時や眠たそうにしている時は、お前寝てばっかりでいいよな~。と邪魔をしたり、
むやみに起こしたりはせずに優しく見守ってあげましょう。
では、皆様の愛猫がリラックスして睡眠できますように!
【猫の睡眠についてはこちらの記事も参考にして下さい。】
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