
こんにちは。
猫は何時間見てても飽きないnaminiです。
この前、我が家の愛猫(サバヤマ・4歳)が歩いてる後ろ姿を見てたらあることに気が付きました。
後ろ足のかかと部分が、5ミリほど丸くなってハゲていたんです。
(両足とも)
例えるなら、ちょうどかかと部分に穴の開いた靴下を履いているみたいなんです!
ビックリしたんで触ってみたんですけど痛がる様子もまったくありません。
歩き方におかしなところも無いし。
ご飯も食べるし、いつもと通りめっちゃ元気。
これは、病気なんでしょうか?
猫のかかとがハゲてても大丈夫なんでしょうか?
そして、何が原因でかかとがハゲてしまうのでしょうか?
気になる猫のかかとハゲの原因。
健康診断に行った時に獣医さんにしつこく聞いてみました。
(獣医さん忙しいのにゴメンナサイです💦)
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この記事に書かれていること
猫のかかとがハゲているが大丈夫なのか?
猫のかかと部分はもともと毛が薄くて、体重がかかりハゲてしまったり、タコができてしまったような状態になることはよくあるんですって!
かかとのハゲた部分をしつこく舐めたり、気にしたり、痛がったりしている様子がない場合は大丈夫だそうw
今のところ健康な若い猫のかかとが少しずつハゲてしまう原因は、猫の体重のかけ方の癖や座りかたの癖としか原因は分かっていないようです。
さらに、ハゲてしまう猫とハゲない猫もいます。
我が家のニャンズも茶白さんの方はハゲないんですよねー。
猫の地肌は白や薄いピンク色なので、色の濃い猫さんの方が目立ってしまうんですよね。
なぜハゲるのか?主な原因3つ
1,猫の癖、体重のかけ方
猫は座っている時に、後ろ足に多くの体重をかけ安定を保っています。
そして、体重がかかるのがつま先部分じゃなくて、かかとの方なんです。
なので、体重がかかるかかと部分がハゲてしまったり皮膚が厚くなりタコのような状態になったりします。
2,事故、コタツやホットカーペットによる低温やけど
毎日長時間コタツの上やホットカーペットで寝ている猫さんのかかとハゲには、低温やけどの可能性もあります。
低音やけどとは、40度以上の場所に同じ部分が長時間触れていることによって起こるやけどの一種。
猫の体温(約38度)より高い40度以上の場所にかかとが3〜4時間触れている場合は低温火傷の疑いもありますね。
猫の低温火傷の初期症状
低音やけどの症状、軽い場合は皮膚が赤くなって痛みを感じます。
猫さんのかかとが赤くて気にしているよううなら、低温火傷の場合も考えて獣医さんに相談してくださいね。
予防方法
こたつに長時間入って出てこないような場合は、コタツを弱めたり、換気などをしてコタツ内の温度を下げて下さい。
ホットカーペットも設定を弱くしたり、猫が座る場所に毛布を敷いたりしてカーペットの熱から守るようにして下さいね。
カイロや湯たんぽを使用する時も、必ず厚手のタオルや毛布で包んで使うようにして下さい。
応急処置
低温火傷もやけどの一種。
まずは冷たく冷やしたタオルや水で濡らしたコットンなどをやけどした部分に当てて冷やすようにしてください。
冷やしている間にかかりつけの獣医さんへ連絡をし詳しく症状を説明するようにしてください。
3,高齢による筋力の低下のため
シニア猫(7歳くらい~)になると体力や筋力が衰え始めます。
猫のかかとは通常は浮いている状態。
しかし、老化で筋力が弱くなった猫は足をあげたままの状態をキープすることが難しくなります。
なのでかかとを床に擦るようになり、床ずれが起こります。
こんな場合は筋肉の衰え防止のにマッサージも有効的。
猫も高齢になると関節が固くなる、軟骨がすり減るなどの症状が出てきます。
愛猫さんが気持ちの良い範囲で筋肉の衰えを防止してあげましょう。
ケア方法
猫がよく座る場所やフローリングの床にラグなどの敷物を敷いて、硬い床から猫の足の裏を守るようにしてあげましょう。
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猫の後ろ足の構造

そもそも猫の後ろ足ってどんな構造になっているのでしょうか?
顔や前足の肉球に比べるとあまり注目されることのない後ろ足、調べてみるとびっくりすることが沢山。
猫はかなりの大足の持ち主
猫の後ろ足肉球の部分が足の裏と思われがちですが、これは実は人間で言うつま先。
そして、つま先からかかとまでの毛が密集して生えている長い部分が足の裏です。
意外にも!猫ってかなりの大足ですよね。
猫はいつもつま先立ちで歩いている
先程も書いたように、猫の後ろ足肉球部分はつま先。
猫は人間で言うとつま先立ちの状態でいつも歩いています。
なので猫の歩く姿はエレガントなんですね~。
ちなみに、かかとを浮かせた状態で歩く事を指行性(しこうせい)と呼び、足を長くすることができるため高速での移動に有利と言われています。
ネコ科や犬科の動物だけじゃなくて、鳥類は全て指行性と言われていますよー。
ちなみに、私達人間や熊は足の裏に地面を着けながら歩く蹠行性(せきこうせい)、蹄を地面に着けながら歩く動物は蹄行性(ていこうせい)といわれ、馬や羊、ぞうなどがそうです。
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まとめ

猫のかかとハゲ、痛がる様子がない場合は大丈夫。
かかとのハゲが赤くなっていたら低温火傷の可能性もあり。
冬場の低温やけどの場合は、すぐにタオルなどで冷やして病院へ。
ハゲを大きくしないには、猫がよく座る場所やフローリングの床には敷物を用意してかかとへの負担を減らす。
それではあなたの愛猫さんの破けた靴下が少しでも回復しますよううに!
【こちらの記事も参考にして下さい。】
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猫の「かがとのはげ」のこと参考になりました。わが家の雌猫8才の左右のかがとにに大きなはハゲができ昨年の12月より出血が続いています。獣医さんよりもらった傷薬をつけると少し良くなりますがハゲ傷を舐めたり、かじったりするので傷が大きくなり出血が続きます。傷口を舐めないように首にエリザベスカラーを付けていますが、ストレスが大きいようで大変に嫌がります。プロレスラーが足首から太ももを守るように付けている包帯(兼)サポーターを時々見ますが、猫用の何か良いものはあればアドバイスお願いします。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
猫さん心配ですね。
お薬を塗って舐めないようにするって本当に大変ですよね。
今つけていらっしゃるエリザベスは、獣医さんなどでしてもらえるプラスチックのでしょうか?
前にネットで布のエリザベスカラーを見かけたことがあります。
それだとプラスチックのよりは寝る時も邪魔にならないのでストレスも減る気がします。
調べてみたらペット用の包帯もあるようです。
(伸縮して 留め具がいらない)
早くかかとが良くなりますように!